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2009年08月26日 10:58
USAレポート(4)

今日の午前中は”self-moderated”セッション、つまり自分たちで自由に進めてね、という自己紹介セッションで
始まりました。22人の参加者全員が初めて一人ずつ活動紹介や自分のプロフィールなどを共有しました。
全体的にはオフィスでのAdministrative workというより実際のフィールドで、子どもたちや女性、弱者が
直面している人権上、教育上の課題解決のために活動しているNGOを代表している人たちが多いという
印象です。分野も異なれば、バックグラウンドも医師、弁護士、ITエンジニアなど様々。
でも“社会をよりよくするために”、と“お金よりやりがいや精神的な満足を重視”いう点がみんなの共通するところ、というのが改めて実感できました。

self-moderated.jpg

もうひとつ午前中のセッションでは、アメリカ社会の仕組み、についてのレクチャーをうけました。
一言でいえば“仕組み”ですが、Federal Government(国家レベルの政府)とState,Localレベルの政府の関係、
市民とそれぞれのレベルの政府との関係、などなど話は多岐に及びました。これから移動する先では
3つの異なる都市でNGOを見ていくわけですが、この仕組みを聞かずしては、市民社会、NGO/NPOが
なぜこれほどパワフルな力をもつのか、理解できなかったはず。それほど日本とは全くことなる、
分権・市民主体型社会、についての知識は有益だと感じました。

energetic.jpg

アメリカは一人一人の市民をベースに成り立っている国家。何より“Individual”が基本になるそうです。
個人のニーズや信条を満たすこと、それを埋める場所、サービスを求めて個々人が主体的、能動的に
動くのであってそれは国によって与えられるを待つのではない、という考え方です。
むしろ国、政府は介入しないで、とでも言わんばかりの勢い。だから、自分の住むコミュニティ(lovcal)、
そしてコミュニティーで共通の利益のために展開されるNGO活動にお金(寄付)や時間(ボランティア活動)など
で寄与することがあたりまえの世界なのです。
アメリカ社会の寄付文化、ボランティア活動を支えるものはキリスト教博愛精神かと安易に思っていましたが、
どうやら社会構造にあるようです。

午後からは、これまた日本人の私にとってはなじみの薄い、Advocacyという概念について。私は全くディスカッションに加わることすらできませんでしたが、他国の参加者、団体ではしっかりとAdvocacyの重要性が認識された上でいかに効果的なAdvocacy活動を行うか、という意見、質問がかわされていました。
でも考えてみると自分たちの活動の先には社会変革、改善のビジョンがあるはず。その夢の実現のためにはもくもくと、淡々とプロジェクトを運営するだけではなく、自分たちが目指す社会に近づくための政策提言だったり法整備だったり、という大きな枠組みを変容することの働きかけが必要、ってことですね。うーん。勉強になりました(^^;)

muller.jpg lecturer.jpg

ちなみに…すでにアメリカの味に飽きている私がアジアンフードを探し求めている、とは書きましたが、今日はホテルのすぐ近くに発見したタイレストランでグリーンカレーをいただきました(^^)大満足です♪

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それからもうひとつおまけ。
私が滞在しているホテルの様子です。結構前衛的な・・というかアーティスティックというか・・
一風変わったホテルです。部屋にあるインテリアもカラフルで個性的。フランス人、ロシア人などなど
ヨーロッパ方面からのお客さんが多いように思います。  

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