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2009年09月01日 14:19
USAレポート(8月31日)

今日は新聞の話題から。
日曜日の選挙の行方はとても気になっていたのでネットではチェックして大方の情報はつかんでいました。
それがこちらでどんな風に伝えらるのか、気になりつつ。

これが今朝のWall Street Journalです。ここまで大きく取り上げられるとは想像していませんでしたが
一面トップをカラー写真入りで飾っています。中にも見開きに2ページにわたる特集が組まれていて
結果と、これを受けて日本とUSAの関係がどう影響をうけるのか、という論調の記事が書かれていました。

WSJtop.jpg WSJ_inside.jpg

ホワイトハウスは政権が交代しても日本とアメリカの関係はこれまで通り緊密なもの、と発表。
政権をとった経験のない民主党がその本当の姿を見せるにはもう少し時間がかかるだろう、と
しながらも、50年来政権をとってきた自民党からの変更は両国間の関係、政治的問題に
何らかの変化をもたらすのではないか、と見られているようです。

ちなみにもう一つPopularな新聞USA Todayでの扱いはWall Street Journalほど大きくはなく、World News欄に
事実を淡々と伝えてる、という程度でした。

さて今日は長い一日でした。

まず最初に向かったのはNPOのためのインキュベーションサービスを提供するNPO。
日本では起業家支援のためのインキュベーションサービスがあるのは知っていましたが(Hさんが
されているあれです!)こちらにはNPOのためのものがあります。驚きです。

CPbuilding.jpg CommunityPartners.jpg

どういう仕組か。
このインキュベーションサービスを提供するNPOが、入念なスクリーニングプロセスを経て
支援NPOを選抜します。選ばれたNPOは、インキュベーターNPO(Community Partners)の傘下に入り、
Administrative works(事務局の仕事全般)に対する支援やアドバイス、コンサルティングなどの
サービスを受けることができます。法的アドバイスや会計についての処理なども
専門家の指導をうけることができます。これらは無償です。

どうやってインキュベーターNPOが自分たちの事業をマネージできるかというと、傘下のNPOが事業を
実行するためにかかる経費のの中に特定の割合(9%)の運営経費を計上しておいて、その収入が
インキュベーターNPOに入る、というわけです。

すぐれた事業計画を持つNPOだと選ばれると、極端な話、資金がなくてもそのための資金作りの
アドバイスからその後の組織運営までお世話になれる、というわけです。
また、同様の傘下NPO間のネットワーク作り(→コラボレーションにつながる)や
お互いから学びあう仕組(Peer Learningと言われていました)も構築することができ、うまく機能しているそうです。なるほど!と目からうろこの出会いでした。
でもLAほどNPOの質や数が充実していて財団からもきわめて莫大な資金援助ができる背景があるからこそ
成り立ちそうなビジネスモデル・・なのかもしれませんね。

ちなみに、オフィススペースも財団からの無償提供で、もちろんこのインキュベーターNPOがまず提供をうけ、
そこから傘下になったNPOにスペースを割り当ててあげているそうです。
本当にうらやましくなるような(エアコンのきいた^^;)素晴らしいオフィス環境でした。

続いて訪問したのは California Community FoundationというNPOに資金援助をする立場の財団。
高層ビルが立ち並ぶダウンタウンLAの中にありました。

downtownLA.jpg downtownLA2.jpg

こちらには、企業などが設立したPrivate Foundationと、基本的には個人から託された寄付金を
Public benefitのためにNPOに補助していくPublic Charityという二つのタイプがあるそうです。
このCalifornia Community Foundationは後者の部類。
寄付先を決める財団側の視点から、どうやって寄付先を決めていくのかという話を伺いました。

foundation.jpg

財団によってどういった分野に寄付していくか、という”Taste”(好み)というか傾向があるので
それらにマッチすればまずは可能性が高まります。
そこから先はいかにミッションやそれを達成するためにプロジェクトが説得力をもっているか、
組織運営がうまくなされているか、継続性や今後の発展性があるか、がポイントとなります。

面白いと思った視点は、ただ上記のことだけではなく、これまでの実績、しかも数字だけではなく
そこでどんな成果が出てきたのかという、体験談、みたいなストーリーが伴っている方が
説得力を持つということ。
それから、財団側のリサーチのために、ウェブサイトに必要かつ有効な情報はかならずアップデートして
掲載しておくべき、ということ。
まだまだ私たちの組織には努力不足な点があるなぁと反省しながら聞いたためになる話でした。

longbeachharbor.jpg 

夜には今回、ロスでのプログラムをすべてアレンジしてくれたInternational Visitors Council L.A.による
ウェルカムレセプションに参加しました。ロングビーチであったのですがと聞いて、美しい砂浜を
想像していましたが美しいハーバーでした(^^;)とってもハートのある温かい人たちとの一時は
思い出に残る時間でした。

reception.jpg groupphoto.jpg

【おまけ】
午前と午後のアポイントの合間に、Olvera Streetというメキシカンタウンに立ち寄りました。
City of Angelsの発祥の地、といわれる歴史的な場所らしいです。狭い通りにたくさんの商品を並べた
お店がひしめき合っていて活気がありました。ここでも食のCultural Experience!ということで
とにかく物をオーダー。何が出てくるかどきどきしながら、でしたが、おいしいブリトーにありつけて
大満足。いや、いい経験でした(^^;) (香)

OlveraStreet.jpg standshop.jpg




コメント

毎日タイムリーに更新してくださるレポート、(香)さんがキラキラ輝かれている姿が目に浮かびます。
きっと多くの読者がいらっしゃるはず。引き続きのUSAレポート、とても楽しみにしています☆

Hさんて、私のことかな?
帰ってきたら、いろいろご教授くださいませ。




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